弥生銅剣:島根県出雲市

 

荒神谷遺跡の銅剣358本!

日本全国で見つかった銅剣は総数およそ300本でした。荒神谷で大量の銅剣がみつかるまでは・・・。

それは昭和58年(1983年)広域農道の調査で須恵器の欠けらが見つかったことから始まりました。調査を始めて2日後に銅剣を発見。次々に土の中から銅剣が現れ、一旦調査を中断。全国から専門家を呼び寄せ、調査体制を整え直し発掘再開。最終的に銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本が出土したのでした。

発掘された銅剣は島根県立古代出雲歴史博物館にありますが、遺跡の手前には荒神谷博物館があり、夏には古代の蓮の種から再生した二千年蓮が咲き誇ります。また、予約制ですがボランティアガイドも待機しており、銅剣が果たした役割や、銅剣が不要のものとなって埋められたことに気候変動が関係している説などを聞く事ができます。ところで、この遺跡の名称は誤って隣の谷の名前が付けられたもので、本来の場所を示す神庭(かんば)遺跡と呼び替える動きがあるようです。

2018年10月最中旅
画像2:荒神谷遺跡
画像3:荒神谷発掘現場

最中暦:7月12日
昭和59年(1984年)358本の銅剣が発見される
翌年の2次発掘では8/7に銅鐸が、8/16に銅矛が発見された

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説明

最中と菓子舗

銅剣の形の皮種には、皮剥餡が入っています。小豆を炊く途中で皮を剥いで炊きあげ、こし餡にしたものに、皮付きの粒が少し混ざっています。まったりした食感の甘めの餡です。1個135円

福泉堂
出雲市斐川町直江1978-4 0853-72-0078 日曜午後休
国道9号と山陰道の斐川インター取付道路が交差する「荒神谷入口」交差点近くで、地図で見ると9号沿いですが、入口は道1本入ったところです。駐車場あります。