りんご最中・りんご小町:青森県青森市
3本の苗木から始まりました
明治8年、3本のりんごの苗木が内務省勧業寮から配布され、県庁の構内に植えられました。その後、翌年分と合わせて最終的に計308本が配布され青森県にてりんごの栽培が始まりました。県庁の最初のりんごは昭和20年の大空襲で焼けてしまったと思われ、品種は不明ですが、今も県庁構内にはりんご園があり7種9本が栽培されています。
県庁から500mほどの青森駅前にあるねぶたの展示館「ワ・ラッセ」では、名人の作品や前年の優勝ねぶたの他、触れる展示やずらりと並ぶ売り出し中の若手の作品見本を鑑賞できます。また、5月下旬から8月上旬には青い海公園のねぶたラッセランドにねぶたの制作小屋が並び、見学することができます。海に目をやれば青森港には青函連絡船の八甲田丸が係留保存・公開されており、近くには大型の土産物施設も2ヵ所あります。全てが300mほどの距離内にあるので、歩いて巡ることができます。
青森インターの近くには三内丸山遺跡があります。博物館から入って遺跡を見学するようになっています。きれいに整備された広い敷地には復元された掘立柱建物や住居が建っており、本来の掘立柱の跡などは保管庫で覆われています。さらに三内丸山から南に7kmの地点には、名物館長が発案したグッズが評判の小牧野遺跡ストーンサークルがあります。
2023年5月最中旅
画像2:ワ・ラッセのねぶた展示
画像3:三内丸山遺跡の掘立柱の穴
最中暦:4月某日
県庁構内にりんごの苗木が植えられた
明治8年に内務省勧業寮から3本の苗木が配布された