土偶最中:青森県つがる市

 

木造駅の巨大土偶

津軽半島の西側の湖沼地帯に面した木造亀ケ岡で、縄文時代晩期の遺跡が発見され、1887年(明治20年)には遮光器土偶が出土しました。遮光器とは横方向にスリットが入ったサングラスのようなもので、北極圏に暮らすイヌイットの人々が雪原の反射光除けに使うものです。遮光器土偶は1957年(昭和32年)年に国の重要文化財に指定され、今は東京国立博物館に収蔵されています。

亀ヶ岡遺跡は保存の為埋め戻しされ、今は公園になっていて遮光器土偶の愛称「しゃこちゃん」の石像が立っています。土器などの出土品は縄文資料館と縄文住居展示館にて見ることができます。また、JR五能線の木造駅は巨大なしゃこちゃんが駅舎の一部になっていて、2020年の改修後には列車の到着時に目が光る仕様になり話題になりました。

津軽半島南西部の湖沼地帯にあるベンセ湿原にはニッコウキスゲの群落があり、6月には山吹色の花が咲き誇ります。西隣は秋田犬の「わさお」がいた鰺ヶ沢町、南隣のスチューベン葡萄の名産地の鶴田町には、二羽の鶴が翼を広げた形の日本一長い木造三連太鼓橋「鶴の舞橋」があり、朝焼けや雪景色、橋越しの岩木山などの撮影スポットになっています。

2023年5月最中旅
画像2:木造駅の遮光器土偶「しゃこちゃん」
画像3:鶴田町の鶴の舞橋

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説明

最中と菓子舗

遮光器土偶の「しゃこちゃん」がこちらを見つめる最中は大き目サイズです。厚さもそこそこあるのですが、餡が程よい甘さで求肥も入ってバランスよく仕上がっています。粒餡の他に、白餡にうぐいす豆が足されて抹茶が入ったものもあります。1個160円+税

たいま菓子店
青森県つがる市木造照日28-3 0173-42-2232 無休
木造駅から800mほどの尾野病院の向いです。たぬきケーキや同系統のしゃこちゃんケーキ、木造高校の生徒との共同開発「しゃこちゃんサブレ」もあります。マドレーヌや上生菓子などは大き目サイズ。駐車場は隣に2~3台分あります。