秋葉さん最中:静岡県浜松市

 

全国の秋葉神社の総本宮

火防の神を祀る秋葉神社の総本宮は、浜松市の中心部から直線距離で40kmほどの旧春野町で、赤石山脈の南端の秋葉山にあります。地元では秋葉さんと呼ばれています。読みは「あきは」で、「あきば」ではありません。

秋葉神社は明治になるまでは秋葉大権現という名称で秋葉山三尺坊という天狗が祀られていました。羽団扇で火を操る天狗が、イザナミとイザナギの御子である 火之火具土神(ほのかぐつちのかみ) にとって代わられたのですが、天狗の羽団扇の別名を持つ「やつで」の紋がそのまま残っています。大鳥居から山頂へ続く杉木立の長い階段の両脇には、やつでのマークが付いた石灯篭が並んでいます。春野地区内には大きな天狗の面や下駄のオブジェがあったりして、天狗は今でもこの地区のシンボルとなっています。

山の上の神社は上社で、12月16日に行われる秋葉の火祭りという防火祭で三舞の神事の舞台となる神楽殿や立派な神門、金ぴかの鳥居があり、武田信玄を始め名立たる武将の刀が奉納されています。一方、下社は天竜川の支流の気田川沿いにあり、一般道からすぐに辿り着けますが、規模は小さく、杉林に囲まれた薄暗い社に明かりが灯る静かな佇まいの神社です。

2019年11月最中旅
画像2:秋葉神社上社本殿
画像3:本殿下からの眺望

最中暦:12月16日
秋葉の火祭り
三人の神職によりそれぞれ弓の舞・剣の舞・火の舞が奏される

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説明

最中と菓子舗

天狗の羽団扇とも呼ばれるやつでの形に、縦に秋葉さん、横に遠州という文字が入っています。中は程よい甘さの小豆のつぶし餡です。包みは小倉と書かれたシールで止めてありますが、餡は小倉(≒つぶし餡)1種類です。1個110円

月花園
静岡県浜松市天竜区春野町堀之内973-4 053-985-0014
上社からは遠いですが、下社からは2kmほどです。素朴な感じの店で、郷土菓子の「青ねり」を主に販売しています。最中は置いていない時があるので、事前に電話予約をすると確実です。