鐘つき最中:埼玉県川越市

 

江戸初期より時を告げてきた鐘楼

蔵造りの町並みから横道を少し入った場所に川越のシンボル的な鐘楼があります。江戸時代の寛永年間、徳川家光の時代に建てられた鐘楼です。火事での焼失と建て替えを繰り返し、現在のものは4代目で明治26年(1894年)の川越大火の後に建て替えられました。蔵造りの町並みに先がけて、真っ先に再建されたそうです。

高さ16メートルの三層櫓の鐘楼は、現在は機械仕掛けになっていて、午前6時、正午、午後3時、午後6時にゴーンという鐘の音を聞くことができます。平成8年には環境省の「残したい日本の音風景100選」に選ばれました。

川越には店蔵が建ち並ぶ一番街や時の鐘の他に、駄菓子店が並ぶ横丁もあります。夏でも冬でも川越蔵造りの町並みは観光客でいっぱいです。また、川越氷川神社や喜多院、川越城本丸御殿などの他、大正時代の洋館などもあり見所満載です。蔵造りの町並みに因んだ「くらづくり最中 店蔵」もあります。

2018年12月最中旅
画像2:時の鐘

最中暦:3月17日
川越大火
明治26年のことであった

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説明

最中と菓子舗

鐘の形の皮種に鐘楼が描かれた最中が三角に折った透明パッケージに入っています。しっかりした厚めの皮種で餡は甘めの小豆餡です。1個150円

福呂屋
埼玉県川越市幸町15-1 049-222-1103 月曜定休
時の鐘のすぐ隣。2階は和風カフェになっていてかき氷やあんみつなどが食べられます。1階の和菓子店にはさつま芋のきんつばやパウンドケーキもあります。