くらづくり最中 店蔵:埼玉県川越市

 

大火の経験を活かした蔵造りの町

川越は商人の町として発展していましたが、明治26年(1893年)に大火事に見舞われました。全財産を失った商人もいたそうですが、その時焼失を免れたのは蔵でした。

火事に強い町を造ろうということで、皆で助け合って蔵造りの町としての再建に取り組みました。伝統的な造りにレンガや大谷石を組み込み、黒漆喰で仕上げた店蔵は、川越独特の景観を作り出すこととなったのです。

川越には店蔵が建ち並ぶ一番街や時の鐘の他に、駄菓子店が並ぶ横丁もあります。夏でも冬でも川越蔵造りの町並みは観光客でいっぱいです。また、川越氷川神社や喜多院、川越城本丸御殿などの他、大正時代の洋館などもあり見所満載です。時の鐘に因んだ「鐘つき最中」もあります。

2018年12月最中旅
画像2:川越蔵造りの街並み

最中暦:3月17日
川越大火
明治26年のことであった

説明

最中と菓子舗

店蔵の形の皮種は厚めでしっかりしていて、餡はつぶし気味で硬めです。パッケージに描かれているのはこの店舗の蔵造りの屋根です。1個110円

くらづくり本舗
埼玉県川越市幸町2-16(一番街店) 049-225-5252 無休
川越市内だけでも支店が15店舗あり、福の字が付いた福蔵という最中のほうが有名なようです。スイートポテトやパイなどさつま芋の和洋菓子もいろいろあります。