大谷石もなか:栃木県宇都宮市

 

帝国ホテル旧本館に使われて有名に

大谷石(おおやいし)は凝灰岩で、斑点が入った白茶色が美しく、防火性と防湿性が高く加工し易いので塀や蔵の壁に使われます。フランクロイドライトが設計した帝国ホテルの旧本館に使われ、関東大震災での損傷が少なかったことから広く知られるようになりました。風化に弱いのが難点でコンクリートに取って代わられましたが、美しさが再評価され、店舗や音楽ホールなどに使われているようです。

宇都宮駅から北西に10kmほどの大谷町には大谷資料館があります。入館して狭い階段を下りて行くとそこは地下採掘場跡です。巨大な暗い空間が広がり、所々にライトアップされた展示物があります。気温は8℃。撮影は自由ですが、三脚や自撮り棒は禁止です。記念写真を撮ってくれる場所があり、U字工事の写真が飾ってありました。水が溜まっている場所もあり、迷宮の雰囲気もあるので、映画の撮影や展示会などにも使われているようです。

資料館の向いの洒落た雰囲気のカフェでは大谷石で作ったコースターやキャンドルホルダー、益子焼のコーヒーカップなどを販売しています。周辺には露天掘りの跡や数々の奇岩、日本最古の石仏や巨大観音像など見所が集中しており、大谷石の様々な景観が楽しめます。

2023年5月最中旅
画像2:大谷石地下採掘場跡
画像3:大谷石露天掘り跡

最中暦:9月1日
旧帝国ホテル本館が関東大震災に耐える
大谷石が使われた旧本館は周辺に比べ損傷がわずかだった

説明

最中と菓子舗

切り出した長方形の大谷石をイメージした最中です。厚みがあるので餡の量が多いのですが、粒餡は程よい甘さ。白餡は隠し味に味噌が入っていいバランスです。包み紙は同じで、餡の種類が判子で記載され、きれいなショーケースに品よく並べられています。1個140円

飯田屋菓子店
栃木県宇都宮市大谷町1059-23 028-652-0106 水曜定休
大谷資料館から1.5kmほどの大谷街道(県道70号)沿いで、大谷石もなかの看板が目印です。和菓子は最中のみですが、ケーキやコーヒーゼリーが並ぶ地元で評判の店です。お土産には大谷石くーへんや大谷石サブレもあります。店内の壁には大谷石が使われています。店前に5台駐車できます。