大河原最中鰐口:宮城県大河原町

 

東北地方最古の青銅鰐口

日本武尊を祀る大高山神社の鰐口は、青銅製としては東北地方最古で、国の重要文化財に指定されています。鎌倉末期に幕府御家人のこの地の地頭が奉納しました。鰐口とは社寺の軒下に掛けて、前に垂らした綱で打ち鳴らすもので、神社の本坪鈴のようなものです。小さな神社ですが571年に創建された歴史ある神社で、鎌倉時代の鉄九輪塔や室町時代末期に渡来した南蛮鉄の鳥居があります。

日本武尊は三重県で一生を終えた後、白鳥に化身して飛び去ったと言われており、武尊を祀る神社は白鳥をシンボルとすることも多いようです。大河原町にも冬には白鳥が飛来します。白石川のリバーパークには水際まで行けるなだらかな階段があり、白鳥を間近で見られます。冬以外にもカッコウ、雉、鶯、燕、鴨などが遊び、人と鳥の憩いの場になっています。

また、この白石川には桜堤があって、隣りの柴田町とともに一目千本桜と名付けて観光名所になっています。季節にはおおがわら桜まつりが開かれ、柴田町の船岡城址公園も桜の花で覆われます。最中旅で訪れた時は桜は終わっていましたが、リバーパークでは桜葉の香りと鳥たちの声が楽しめました。

2023年5月最中旅
画像2:大高山神社の鉄鳥居
画像3:大河原リバーパーク

最中暦:4月25日
国の重要文化財に指定
昭和43年(1968年)に指定され、現在は東京国立博物館に収蔵

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説明

最中と菓子舗

鰐口を模った最中は2017年末に発売されました。画像の粒餡、ごま餡の他に、桜の季節には緑色の皮種の桜餡もあります。つぶし気味の粒餡は上品な程よい甘さ。ごま餡の皮種は緑っぽく写っていますが実際は灰色で、白黒ブレンド餡に練った黒ごまが入っています。1個130円+税

菓子匠喜多屋
宮城県柴田郡大河原町大谷字末広55 0224-52-1577 無休
おおがわら桜まつり会場の近く、末広橋を東に渡った最初の信号手前です。和菓子職人の兄と洋菓子職人の妹の店で、どら焼きから上生菓子、たぬきケーキからガレット・デ・ロワまでと幅広い和洋菓子があります。店の前の道は狭いですが、駐車場は隣に6台分あります。