椎茸の里:三重県いなべ市

 

山々を臨む終着駅の町

椎茸は全国的に見ると有名な産地がたくさんあり、特にいなべ市が有名とか生産量が多いというわけではないのですが、いなべ市も生産に力を入れているようです。

三重県最北の市で、鈴鹿山脈と養老山地が多くの面積を占めています。北部の農業公園では2~3月には梅まつり、5月には牡丹まつりが開かれ、多くの観光客が訪れます。また、公園の近くには5月下旬に開催される自転車レースのツアー・オブ・ジャパンいなべステージがあり、ゴルフ場もいくつもあります。

三岐鉄道北勢線の終着の阿下喜(あげき)駅には、ボランティアで運営する軽便鉄道博物館があります。第1と第3日曜のみの開館で、展示車両の周りを走るミニ電車に乗ることができます。順番待ちの列ができる盛況ぶりで、大人も乗れます。三岐線には貨物鉄道博物館もあり、そちらも寄付とボランティアで運営されています。また、阿下喜の街では寺や商店に飾られた雛人形を巡るウォーキングイベントが3月に開催され、街中が賑わいます。万葉集に登場する植物が見られる万葉の里公園も阿下喜駅から歩ける距離にあります。

2023年3月最中旅
画像2:農業公園の梅林
画像3:軽便鉄道博物館のミニ電車

最中暦:7月7日
乾し椎茸の日
旨味が強い春獲りを乾して7~8月に出回る・七夕の星とかけている

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説明

最中と菓子舗

椎茸が生えたホダ木の形になっています。かつては市内6店舗で販売していましたが、今は2店舗になりました。餡は店毎に異なり、こちらはこし餡に椎茸エキスが入っていて独特な風味です。もう1店はいつも最中があるわけではないらしいですが、椎茸入りだそうです。1個130円

松寿園菓子舗
いなべ市北勢町阿下喜1999-1 0594-72-2330 水曜定休
阿下喜駅から北へ信号2個目を左折して150mほど、商工会のウッドヘッドの斜め向かいです。ピーナツ形のきな粉の干菓子や大福、まんじゅうが中心。手作り小物が飾られ、教室を開くこともあるようです。駐車場はありませんが、週末はウッドヘッドに、平日は短時間なら店前にとのことです。